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先進医療に係る費用
先進医療に係る費用は、全額自己負担

先進医療は公的医療保険(健康保険)の適用を受けないため、先進医療に係る費用は、全額自己負担となります。また、その金額は技術の種類や医療機関によって異なります。

 

先進医療に係る費用以外の、通常の治療と共通する部分の費用は、一般の保険診療と同様に公的医療保険が適用されるため、各健康保険制度における一部負担金を支払うことになります。

 

なお、先進医療に係る費用部分は、高額療養費制度の対象にはなりません。各健康保険制度における一部負担金については、高額療養費制度が適用されます。

総医療費が100万円、うち先進医療に係る費用が20万円だったケース

高額な技術もある一方、数万円の技術も

先進医療に係る費用は、実際にはどのくらいか見てみましょう。下の表は、1件あたりの費用の例を挙げています。費用が高額になるものもありますが、なかには数万円という技術もあります。

先進医療に係る費用の例
先進医療技術名 1件あたりの 先進医療に係る費用平均
周術期デュルバルマブ静脈内投与療法 930万9,778円
重粒子線治療 ※1 313万5,656円
陽子線治療 ※2 265万9,010円
自家膵島移植術 133万円
インターフェロンα皮下投与およびジドブジン経口投与の併用療法 113万9,670円
抗悪性腫瘍剤治療における薬剤耐性遺伝子検査 3万7,514円
家族性アルツハイマー病の遺伝子診断 3万円
細菌または真菌に起因する難治性の眼感染疾患に対する迅速診断(PCR法) 2万8,266円
ウイルスに起因する難治性の眼感染疾患に対する迅速診断(PCR法) 2万8,140円
厚生労働省先進医療会議における「令和5年度実績報告」(2022年7月1日から2023年6月30日の実績)をもとに当社にて試算。

※1 重粒子線治療は適応症によって先進医療Aと先進医療Bに分かれており、上記は先進医療Aの費用です。

※2 陽子線治療は適応症によって先進医療Aと先進医療Bに分かれており、上記は先進医療Aの費用です。