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実施中技術名

末梢血単核球移植による血管再生治療

まっしょうけつたんかくきゅういしょくによる けっかんさいせいちりょう
  • 適応症
    慢性閉塞性動脈硬化症またはバージャー病(従来の内科的治療および外科的治療が無効であるものに限り、三年以内に悪性新生物の既往歴を有する者または未治療の糖尿病性網膜症である者に係るものを除く。)
  • 内容
    慢性閉塞性動脈硬化症とは、腹部大動脈および下肢動脈の動脈硬化により、血流が悪くなり、血管障害が起きた状態をいいます。とくに下肢(足・脚)への血流が悪くなるため、足先の冷感やしびれ、歩行中の痛みなどが起こり、慢性期になると歩行困難になることもあります。さらに進行すると、足先に壊疽(組織の一部が死んだ状態)を招くこともあり、下肢切断を余儀なくされることもあります。
    バージャー病は閉塞性血栓血管炎とも呼ばれ、手足の末梢動脈(とくに下肢)が詰まって炎症が起きる疾患です。原因は不明ですが、喫煙者に多いことがわかっています。
    血管になる前の血管内皮前駆細胞(EPC)を含む単核球は、主に骨髄に存在しますが、末梢血にも存在します。これを末梢血単核球といいます。
    この治療は、慢性閉塞性動脈硬化症やバージャー病の患者さんの手足に、末梢血単核球を局所注射して、末梢血管の再生を図るものです。従来の治療法で改善できない場合に行われます。
  • がんの分類
     
  • 部位・診療科分類
  • 技術の実施期間
    2005/06/01~
  • 医療機関
    • 現在承認中の実施医療機関
    • 過去に承認されていた実施医療機関
    都道府県 医療機関名 所在地 電話番号
    三重県 国立大学法人 三重大学医学部附属病院 〒514-8507
    津市江戸橋2-174
    059-232-1111
           

本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。