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実施終了技術名

ステロイドパルス療法およびリツキシマブ静脈内投与の併用療法

すてろいどぱるすりょうほう および りつきしまぶ じょうみゃくないとうよの へい ... >>
この技術は「2018年9月30日」で先進医療に該当しなくなりました。
  • 適応症
    特発性ネフローゼ症候群(当該疾病の症状が発症した時点における年齢が十八歳未満の患者に係るものであって、難治性ステロイド抵抗性のものに限る。)
  • 内容
    この先進医療は、特発性ネフローゼ症候群の患者さんに対して、ステロイドパルス療法とリツキシマブ静脈内投与の併用療法を行うものです。
    ネフローゼ症候群とは、大量の尿たんぱくが出てむくみが起こる病気で、小児のネフローゼ症候群の多くは原因が分からない特発性です。ステロイド薬による治療で多くは寛解(かんかい=症状が治まっている状態)に至りますが、なかにはステロイド薬の効果が見られないステロイド抵抗性ネフローゼ症候群もあります。この場合には免疫抑制薬を用いますが、それでも寛解に至らないときには、最終的に末期腎不全に進行する恐れがあります。
    この先進医療で用いるリツキシマブは、白血球の仲間のB細胞だけを体から排除する作用のある薬です。小児期に発症した難治性ステロイド抵抗性ネフローゼ症候群の患者さんを寛解に導く効果や、ステロイド薬と免疫抑制薬の使用量を減らす効果が報告されています。また、短期間に大量のステロイド薬を投与するステロイドパルス療法とリツキシマブの静脈内投与を併用した国内の研究では、6割の患者さんが投与後6カ月の時点で寛解に至ったと報告されています。
    この先進医療では、ステロイドパルス療法に加え、リツキシマブの静脈内投与を1週間間隔で4回行います。小児期に発症した難治性ステロイド抵抗性ネフローゼ症候群の患者さんを寛解に導く効果が期待されます。
  • がんの分類
     
  • 部位・診療科分類
  • 技術の実施期間
    2015/04/01~2018/09/30
  • 医療機関
    • 過去に承認されていた実施医療機関
    都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 医療機関の実施期間
    東京都 国立研究開発法人 国立成育医療研究センター終了 〒157-8535
    世田谷区大蔵2-10-1
    03-3416-0181 ~2018/09/30
    滋賀県 滋賀医科大学医学部附属病院終了 〒520-2192
    大津市瀬田月輪町
    077-548-2111 ~2018/09/30
             

本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。