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実施終了技術名

急性リンパ性白血病細胞の免疫遺伝子再構成を利用した定量的PCR法による骨髄微小残存病変(MRD)量の測定

きゅうせいりんぱせいはっけつびょうさいぼうの めんえきいでんしさいこうせいをりよ ... >>
この技術は「2018年3月31日」で先進医療に該当しなくなりました。
  • 適応症
    急性リンパ性白血病(ALL)または非ホジキンリンパ腫(NHL)であって初発時に骨髄浸潤を認めるリンパ芽球性リンパ腫もしくはバーキットリンパ腫
  • 内容
    急性リンパ性白血病(ALL)の化学療法の経過過程で骨髄微小残存病変(MRD)の量を測定し、その結果によってリスク別治療を実施する技術です。MRD測定を行うことで治療の強さが調整でき、治癒率の向上や二次がんなどの晩期合併症の減少、患者の早期社会復帰などの効果が期待できます。
    まずALLの初発時に、PCR(DNA合成酵素連鎖反応)法で患者の症例特異的プライマー(免疫グロブリンやT細胞受容体遺伝子を検出可能な核酸塩基列)を作成します。このプライマーをもとに、化学療法を開始してから5週目と12週目の骨髄MRD量を定量的に測定します。その数値によって、「低リスク群(MRD量が少ない)」、「高リスク群(MRDが多い)」、「中間リスク群(それ以外の)」の3グループに分類し、ALL治療のプロトコール(実施要綱)で定められた層別化治療を実施します。
    MRD量に基づくALLの層別化治療は、欧米の先進国では必須の標準治療となっています。小児のMRD測定は、効率的な治療によるALLの治癒率向上や、今後の成人のALLリンパ腫の治療戦略を立てることにも有用です。また、急性リンパ性白血病の治療法には、造血細胞移植など高額な費用が必要なものがあります。そのような治療法に適応している症例かどうかを本検査で的確に判断できるので、経済的効果も期待できます。
  • がんの分類
  • 部位・診療科分類
  • 技術の実施期間
    2011/07/01~2018/03/31
  • 医療機関

    ※(1)急性リンパ性白血病細胞の免疫遺伝子再構成を利用した定量的PCR法による骨髄微小残存病変(MRD)量の測定
    ※(2)(他の保険医療機関に対して検体の採取以外の業務を委託して実施する保険医療機関)急性リンパ性白血病細胞の免疫遺伝子再構成を利用した定量的PCR法による骨髄微小残存病変(MRD)量の測定
    ※(3)((2)に規定する保険医療機関から検体の採取以外の業務を受託する保険医療機関)急性リンパ性白血病細胞の免疫遺伝子再構成を利用した定量的PCR法による骨髄微小残存病変(MRD)量の測定

    • 過去に承認されていた実施医療機関
    都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 医療機関の実施期間
    福岡県 久留米大学病院終了 〒830-0011
    久留米市旭町67
    0942-35-3311 ~2018/03/31
    福岡県 産業医科大学病院終了 〒807-8556
    北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1
    093-603-1611 ~2018/03/31
    佐賀県 佐賀大学医学部附属病院終了 〒849-8501
    佐賀市鍋島5-1-1
    0952-31-6511 ~2018/03/31
    長崎県 長崎大学病院終了 〒852-8501
    長崎市坂本1-7-1
    095-819-7200 ~2018/03/31
    大分県 大分大学医学部附属病院終了 〒879-5593
    由布市挾間町医大ヶ丘1-1
    097-549-4411 ~2018/03/31
    宮崎県 宮崎大学医学部附属病院終了 〒889-1692
    宮崎市清武町木原5200
    0985-85-1510 ~2018/03/31
    鹿児島県 鹿児島大学病院終了 〒890-8520
    鹿児島市桜ヶ丘8-35-1
    099-275-5111 ~2018/03/31
    沖縄県 琉球大学病院終了 〒903-0215
    中頭郡西原町字上原207
    098-895-3331 ~2018/03/31
             
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本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。