LDLアフェレシス療法（閉塞性動脈硬化症）
えるでぃーえる あふぇれしす りょうほう（へいそくせい どうみゃくこうかしょう）
この技術は「2023年5月31日」で先進医療に該当しなくなりました。
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閉塞性動脈硬化症（薬物療法に抵抗性を有するものであり、かつ、血行再建術および血管内治療が困難なものであって、フォンタン分類IIB度以上のものに限る。）
この先進医療は、閉塞性動脈硬化症の患者さんに対して、LDLアフェレシス療法を行うものです。
閉塞性動脈硬化症は、主に脚の血管に動脈硬化が起こる病気で、脚の血管が狭くなったり詰まったりして血行が悪くなり、しびれや痛みなどの症状が現れます。薬物療法では症状が改善せず、血管が閉塞している範囲が広くて血管を移植する手術（血行再建術）や狭くなった血管を広げる治療（血管内治療）を行うことができない場合は、重症化して脚の切断を余儀なくされることがあります。
LDLアフェレシス療法は、血液浄化装置を使って、動脈硬化の原因となる血液中のLDL（悪玉）コレステロールを取り除く治療法で、高コレステロール血症を伴う閉塞性動脈硬化症には公的医療保険が適用されます。一方、この先進医療の対象となるのは、コレステロール値が正常な患者さんです。これまでの研究で、コレステロール値が正常であっても、LDLアフェレシス療法によって閉塞性動脈硬化症の症状を改善できる可能性があることが分かってきています。患者さんの体にかかる負担が軽いうえ、従来の治療法では効果が認められない患者さんのQOL（生活の質）の改善が期待されます。
2015/11/01～2023/05/31
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 医療機関の実施期間 神奈川県 公立大学法人 横浜市立大学附属病院 
〒236-0004
横浜市金沢区福浦3-9045-787-2800 ～2023/05/31
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