-
不妊症(卵管性不妊、男性不妊、機能性不妊または一般不妊治療が無効であるものであって、これまで反復して着床または妊娠に至っていない患者に係るものに限る。)
-
この先進医療は、母体の免疫学的な異常により受精卵(胎児)の子宮内での成育に悪影響を与えることが不妊症の原因と推定される患者さんに、免疫抑制薬であるタクロリムスを投与する治療法です。
妊娠中は通常、受精卵(胎児)に対する母体の免疫応答能(自己と異なる細胞や組織の排除機能)の働きが抑えられ(免疫寛容)、着床・妊娠に至ります。しかし、免疫寛容が十分に働かないと、母体が胎児(受精卵)を拒絶してしまい、これが不妊症の原因の一つになると考えられています。
この先進医療による免疫抑制薬の作用で母体の免疫応答能を制御して免疫状態を正常化することで、妊娠を成功させることが期待されます。さらに、不育症であっても、妊娠に至り、妊娠が継続することが期待されます。 -
-
2022/08/01~
-
- 現在承認中の実施医療機関
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 東京都 東京医科大学病院 〒160-0023
新宿区西新宿6-7-103-3342-6111 東京都 医療法人杉一会 杉山産婦人科新宿 〒160-0023
新宿区西新宿1-19-6 山手新宿ビル03-5381-3000 東京都 国立研究開発法人 国立成育医療研究センター 〒157-8535
世田谷区大蔵2-10-103-3416-0181 山梨県 山梨大学医学部附属病院 〒409-3898
中央市下河東1110055-273-1111
本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。