- 子宮腺筋症
- 子宮腺筋症とは、本来子宮の内側を覆っている内膜組織が子宮筋層内で増殖を繰り返す病気で、周囲の筋肉が硬く変性し、やがて子宮全体が大きくなっていきます。30~40歳代の女性に多く、月経痛、月経過多、月経過多による貧血のほか、不妊の原因になることがあります。病気の進行に伴い月経痛が激しくなり、子宮が大きくなると周囲の臓器や神経を圧迫して、月経以外でも下腹部痛や腰痛が起こるようになります。
子宮腺筋症では、腺筋症組織が子宮筋層内に複雑に入り込んでいるため、従来は子宮を全摘する治療法しかありませんでした。しかし、20歳代で発症するケースが増えていることや、晩婚化・妊娠年齢の上昇により、子宮を温存する治療法が求められていました。この先進医療技術は、開腹後にリング型の高周波切除器を用いて病変部分だけを切除(核出)することで、子宮を温存して生殖機能を残すことが可能になりました。 - 2005/10/01~2023/03/31
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 医療機関の実施期間 秋田県 秋田大学医学部附属病院 〒010-8543
秋田市広面字蓮沼44-2018-834-1111 ~2023/03/31 茨城県 独立行政法人 国立病院機構 霞ヶ浦医療センター 〒300-8585
土浦市下高津2-7-14029-822-5050 ~2023/03/31 栃木県 自治医科大学附属病院 〒329-0498
下野市薬師寺3311-10285-44-2111 ~2023/03/31 東京都 東京大学医学部附属病院 〒113-8655
文京区本郷7-3-103-3815-5411 ~2023/03/31 神奈川県 聖マリアンナ医科大学病院 〒216-8511
川崎市宮前区菅生2-16-1044-977-8111 ~2023/03/31 長崎県 長崎大学病院 〒852-8501
長崎市坂本1-7-1095-819-7200 ~2023/03/31
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