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実施終了技術名

セメント固定人工股関節再置換術におけるコンピュータ支援フルオロナビゲーションを用いたセメント除去術

せめんとこていじんこうこかんせつさいちかんじゅつにおける こんぴゅーたしえん ふ ... >>
この技術は「2014年3月31日」で先進医療に該当しなくなりました。
  • 適応症
    人工股関節再置換術を行う者に係るもの
  • 内容
    変形性股関節症や関節リウマチなどによって骨の変形が著しい場合、股関節の骨を人工股関節と置き換える手術が行われることがあります。わが国で人工股関節置換術が行われてから35年以上が経過し、人工股関節が耐久年数に達して新しい人工股関節と入れ替える必要がある患者さんが増えています。新しい人工股関節を設置するには、もとの人工股関節を固定するために用いたセメントを除去し、良好な骨母床を作成することが不可欠です。
    とくに大腿骨側は、従来の方法では手術中に何度もレントゲン撮影をして、大腿骨骨髄腔内の残存セメント位置の確認を行う必要がありました。このために放射線被曝量も多く、大腿骨骨皮質を広範囲に開窓する必要があるため、骨癒合の遷延や術後骨折、さらにセメント除去中の大腿骨骨皮質の穿孔や骨折などの合併症も少なくありませんでした。
    コンピュータ支援フルオロナビゲーションを用いたセメント除去では、手術中のレントゲン撮影は少なくてすみ、放射線被曝量が著減します。また、大腿骨骨髄腔の残存セメント位置をコンピュータ上でリアルタイムに確認することができるため、大腿骨骨皮質の開窓の必要がなく手術によるダメージを大幅に低減でき、さらに術中の大腿骨の穿孔や骨折の合併症を防ぐことも期待できます。こうした合併症を防ぐことで、術後早期にリハビリテーションが開始できたり、短期間で運動機能が回復することにもつながります。
  • がんの分類
     
  • 部位・診療科分類
  • 技術の実施期間
    2007/11/01~2014/03/31
  • 医療機関
    • 過去に承認されていた実施医療機関
    都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 医療機関の実施期間
    京都府 京都大学医学部附属病院終了 〒606-8507
    京都市左京区聖護院川原町54
    075-751-3111 ~2014/02/28
             

本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。