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実施終了技術名

低出力体外衝撃波治療法

ていしゅつりょく たいがいしょうげきはちりょうほう
この技術は「2017年4月30日」で先進医療に該当しなくなりました。
  • 適応症
    虚血性心疾患(薬物療法に対して抵抗性を有するものであって、経皮的冠動脈形成術または冠動脈バイパス手術による治療が困難なものに限る。)
  • 内容
    体の外側から心臓に向かって衝撃波を照射することで心筋の血管の新生を促し、心筋への血流を改善させるための虚血性心疾患の治療法です。
    狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患は、心臓に血液を送っている冠動脈が狭窄することで心筋への血流が不足して起こるもので、標準的にはニトログリセリンなどによる薬物療法や、経皮的冠動脈形成術(血管にカテーテルを挿入し、閉塞や狭窄した部分を拡げる)、または外科療法である冠動脈バイパス手術などが行われています。
    この高度先進医療は、従来の薬物治療では十分な治療効果が得られず、またバイパス手術などの難しい虚血性心疾患に対して行われるもので、心臓超音波装置を内蔵した体外衝撃波治療装置を用います。
    まず、患者さんを仰向けに寝かせます。次に、体外衝撃波治療装置に内蔵した超音波プローブを前胸壁に当て、虚血の見られる心筋に照準を合わせて低出力衝撃波(約0.1mJ/mm2)を照射します。この装置は体外衝撃波腎・尿管結石破砕術でも用いられるもので、出力レベルは結石破砕に用いられている出力の約10分の1となります。
    照射は虚血の範囲に応じて40~70カ所に行われ、1カ所につき200発を照射します。この衝撃波治療を1~2日おきに合計3回行い、終了とします。
  • がんの分類
     
  • 部位・診療科分類
  • 技術の実施期間
    2010/07/01~2017/04/30
  • 医療機関
    • 過去に承認されていた実施医療機関
    都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 医療機関の実施期間
    宮城県 東北大学病院終了 〒980-8574
    仙台市青葉区星陵町1-1
    022-717-7000 ~2017/04/30
    千葉県 医療法人徳洲会 千葉西総合病院終了 〒270-2251
    松戸市金ヶ作107-1
    047-384-8111 ~2017/04/30
    石川県 石川県立中央病院終了 〒920-8530
    金沢市鞍月東2-1
    076-237-8211 ~2017/04/30
    愛知県 藤田医科大学病院終了 〒470-1192 
    豊明市沓掛町田楽ヶ窪1-98
    0562-93-2111 ~2017/04/30
             

本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。