
ボルテゾミブ静脈内投与、メルフェラン経口投与およびデキサメタゾン経口投与の併用療法
ぼるてぞみぶじょうみゃくないとうよ、めるふぇらんけいこうとうよ および できさめ ... >>
この技術は「2015年1月31日」で先進医療に該当しなくなりました。
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- 原発性ALアミロイドーシス
- 国が指定する特定疾患の1つである原発性アミロイドーシスに対して治療効果が高く、病状の進行を抑える「BMD療法」という先進医療です。
原発性アミロイドーシスは、全身のさまざまな臓器にアミロイド蛋白が沈着し、機能不全をきたす病気です。確立された治療法がなく、自家造血幹細胞移植とメルファラン+デキサメタゾンという2薬を併用する薬物療法(MD療法)が一般的に行われてきました。
この先進医療である「BMD療法」は、MD療法にボルテゾミブと呼ばれる分子標的薬を加えた療法です。ボルテゾミブは細胞内にあるプロテアソームと呼ばれる酵素の働きを阻害して、骨髄腫細胞の増殖を抑制します。
BMD療法は、ボルテゾミブは1.0~1.3mg/m2を第1日目、4日目、8日目、11日目に静脈投与。またメルファランは8mg/m2を第1日目~4日目に経口投与します。この治療を、28日間を1サイクル(休薬期間16日)として、最大4回繰り返すことで早期にアミロイド蛋白の前駆体である血中の蛋白濃度を下げ、病気の進行を抑えます。
BMD療法は、MD療法などこれまでの化学療法と比べて治療効果が高く、しかも早期に効果があらわれるのが特徴です。治療開始2サイクル程度で血液学的寛解(血液データが正常になること)を得られるため、臓器の機能不全の改善も早く、生存期間の延長につながると期待されています。特に、再発や難治性症例では高い効果が得られることが期待されています。 - 2011/10/01~2015/01/31
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 医療機関の実施期間 北海道 札幌医科大学附属病院 〒060-8543
札幌市中央区南1条西16-291011-611-2111 ~2015/01/31 (平成28年3月閉院)独立行政法人 国立病院機構西群馬病院
~2015/01/31 東京都 日本赤十字社医療センター 〒150-8935
渋谷区広尾4-1-2203-3400-1311 ~2015/01/31 石川県 金沢大学附属病院 〒920-8641
金沢市宝町13-1076-265-2000 ~2015/01/31 愛知県 愛知医科大学病院 〒480-1195
長久手市岩作雁又1-10561-62-3311 ~2015/01/31 京都府 JCHO京都鞍馬口医療センター 〒603-8151
京都市北区小山下総町27075-441-6101 ~2015/01/31 徳島県 徳島大学病院 〒770-8503
徳島市蔵本町2-50-1088-631-3111 ~2015/01/31 福岡県 九州大学病院 〒812-8582
福岡市東区馬出3-1-1092-641-1151 ~2015/01/31 熊本県 熊本大学病院 〒860-8556
熊本市中央区本荘1-1-1096-344-2111 ~2015/01/31
本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。