- 敗血症(一次感染が疑われるものであって、それによる入院から72時間以内の患者に係るものであり、かつ血液培養検査が陽性であるものに限る。)
- 主に細菌感染によって全身に炎症が起こる状態を「敗血症」といいますが、重症化すると死に至ることがあります。原因菌は、黄色ブドウ球菌や大腸菌、肺炎桿菌(かんきん)、緑膿菌などさまざまで、迅速かつ正確な診断に基づき、一刻も早く適切な抗菌薬の投与を開始することが重要です。しかし、一般的に行われている血液培養法では、血液中に細菌の存在が確認されてから、原因菌の種類や有効な抗菌薬が判明するまでに48~72時間かかります。
この先進医療では、「Verigeneシステム」という自動多項目同時遺伝子検査システムを用いて、敗血症の診断を行います。血液中に細菌の存在が確認されてから2~3時間で原因菌の種類や有効な抗菌薬が判明するため、速やかに適切な治療を行うことができ、患者さんの予後の改善に役立つことが期待されます。 - 2014/08/01~2017/06/30
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 医療機関の実施期間 東京都 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院 〒162-8655
新宿区戸山1-21-103-3202-7181 ~2016/06/30
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