
内視鏡下手術用ロボットを用いた内視鏡下咽喉頭切除術
ないしきょうか しゅじゅつようろぼっとをもちいた ないしきょうか いんこうとうせ ... >>
この技術は「2017年5月31日」で先進医療に該当しなくなりました。
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- 中咽頭がん、下咽頭がんまたは喉頭がん(TNM分類がTis、T1またはT2、NOおよびMOである患者に係るものに限る。)
- この先進医療は、内視鏡下手術用ロボットを用いて、早期の中咽頭がん、下咽頭がん、喉頭がんに対する内視鏡下咽喉頭切除術を行うものです。
咽頭や喉頭は、一般的に「のど」と呼ばれる部位で、嚥下(えんげ=飲み込むこと)や発声の機能に大きくかかわります。これらの機能を温存するため、早期の咽頭がんや喉頭がんに対しては、放射線による治療が広く行われていますが、放射線によるダメージで、唾液の分泌が少なくなったり、のどの筋肉の動きが悪くなることがあります。
一方、手術を行う場合は、首を切開してがんを切除するため、傷あとが残り、嚥下や発声の機能も低下してしまいます。また、口から直達喉頭鏡という器具を挿入して、手術用顕微鏡で観察しながらがんを切除する方法も行われていますが、一度に見られる視野が限られ、器具の可動範囲も狭いため、ごく小さながんしか対象になりません。
この先進医療では、口から内視鏡を挿入し、拡大された三次元画像を確認しながら、ロボットアームを遠隔操作して手術を行います。手術器具の可動範囲が広く、従来の顕微鏡下手術では適応とならなかった症例でも、首を切開せずにがんを切除することができ、手術後も、嚥下や発声の機能を良好に保つことができると期待されます。 - 2015/02/01~2017/05/31
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 医療機関の実施期間 東京都 東京医科大学病院 〒160-0023
新宿区西新宿6-7-103-3342-6111 ~2017/05/31 京都府 京都大学医学部附属病院 〒606-8507
京都市左京区聖護院川原町54075-751-3111 ~2017/05/31 鳥取県 鳥取大学医学部附属病院 〒683-8504
米子市西町36-10859-33-1111 ~2017/05/31
本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。