
131I-MIBGを用いた内照射療法(神経芽腫)
あいひゃくさんじゅういち-えむあいびーじーをもちいた ないしょうしゃりょうほう( ... >>
この技術は「2020年6月30日」で先進医療に該当しなくなりました。
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- 神経芽腫(COGリスク分類またはINRG治療前分類で高リスク群と診断されるものであって、化学療法および造血幹細胞移植が行われる予定のものに限る。)
- この先進医療は、放射性ヨウ素(I)131を標識としたメタヨードベンジルグアニジン(MIBG)という薬剤を静脈注射で体内に入れ、血液循環を通して神経芽腫を含むがんに到達させて放射線を照射する療法です。I-131-MIBGは体内を循環してすべてのがん細胞に集積し、その内部からベータ線という放射線を放出してがんを死滅させる、と考えられています。I-131-MIBGの投与後には、別の薬物投与や造血幹細胞移植も実施して、がんを死滅させる効果を高め、放射線被ばくに伴う副作用の緩和を図ることになっています。
適応となるのは、子どものがんである神経芽腫のなかでも高リスク群と診断されたケースです。神経芽腫は交感神経節や、腎臓の上にある副腎から発生することがわかっています。
I-131-MIBGの内部照射により、従来の抗がん薬治療に比べて副作用を抑えつつ、効果的にがんを死滅させることで、がんの縮小や生存率も向上が期待されます。 - 2017/07/01~2020/06/30
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 医療機関の実施期間 石川県 金沢大学附属病院 〒920-8641
金沢市宝町13-1076-265-2000 ~2020/06/30
本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。