
シクロホスファミド静脈内投与および自家末梢血幹細胞移植術の併用療法
しくろほすふぁみど じょうみゃくないとうよおよび じかまっしょうけつ かんさいぼ ... >>
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- 全身性強皮症(ステロイドまたは少なくとも一種類のステロイド以外の免疫抑制剤に抵抗性を有するものに限る。)
- この先進医療は、免疫抑制薬であるシクロホスファミドの静脈注射による大量投与と、異常な免疫反応に対する処置を済ませた自家末梢血幹細胞の移植術を併用する療法です。まず、血液のもとになる自家末梢血幹細胞を採血によって取り出し、専用の機器を使って異常な免疫反応が起こらないようにします。そして、患者さんに大量の免疫抑制薬を投与して免疫の働きを抑えたところに、免疫の働きを正常化させた自家末梢血幹細胞を静脈注射で移植して戻します。
適応となるのは、免疫の働きの異常により、皮膚や臓器にコラーゲンなどの線維物質が過剰に蓄積し、皮膚の硬化や血流障害、内臓病変などが起こる全身性強皮症であり、その中でもステロイドなどが効かない重症例です。
自分の体を守る免疫の働きをリセット、正常化させることで、5年生存率が低めで、患者さんのQOL(生活の質)も著しく低下しがちな全身性強皮症の治療効果の向上が期待されます。
※本技術は「新医療保障保険(団体型)」の手術給付金の支払対象とはなりません。 - 2017/08/01~
- 現在承認中の実施医療機関
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 福岡県 九州大学病院 〒812-8582
福岡市東区馬出3-1-1092-641-1151
本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。