- 変形性膝関節症(軟骨欠損を伴うものであって、高位脛骨骨切り術の適応となるものに限る。)
- この先進医療は、患者さん自身の膝軟骨から採取した軟骨組織と、関節をおおっている滑膜(かつまく)の組織を、専門施設で培養して軟骨細胞シートをつくり、軟骨の欠損部分に移植して軟骨を再生させる療法です。
適応症は、膝関節の軟骨がすり減り、変形したために、膝が痛み、曲げ伸ばしが難しくなる変形性膝関節症のうち、軟骨の欠損が確認され、高位脛骨(けいこつ)骨切り術の適応となるケースです。高位脛骨骨切り術とは、すねの骨(脛骨)の膝関節近く(高位)の内側に切れ目をつくり、そこに人工骨を入れることで、変形膝関節症に多いO(オー)脚をまっすぐ伸ばすための手術です。この手術の際に膝関節に軟骨細胞シートを移植します。
高位脛骨骨切り術で膝関節への負担を軽減したうえで膝関節の軟骨組織を再生させることで、膝の痛みの緩和や関節機能の回復などが期待されます。 - 2019/04/01~
- 現在承認中の実施医療機関
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 神奈川県 東海大学医学部付属病院 〒259-1193
伊勢原市下糟屋1430463-93-1121
本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。