- 膵神経内分泌腫瘍(長径が1.5cm以下のものに限る。)
- この先進医療は、口から胃へ超音波内視鏡を入れ、先端に付いた針を胃壁から隣接する膵臓内の膵神経内分泌腫瘍に刺し、エタノールを注入して腫瘍を凝固壊死させる治療法です。超音波による画像で腫瘍の位置などを確認しながら治療を行います。
膵神経内分泌腫瘍は、ホルモンを分泌する神経内分泌細胞に発生した腫瘍が膵臓にできたものです。従来は主に外科手術による腫瘍の切除が行われていましたが、患者さんの体への負担が大きく、正常な膵組織も一緒に切除されるために血糖値を下げるホルモンであるインスリン分泌機能が低下して糖尿病を発症するリスクがありました。
この先進医療は外科手術をしないで治療を行うため体への負担が軽減できるうえ、膵臓の機能を温存し、治療後の糖尿病発症を回避できることが期待されます。対象となるのは、長径が1.5cm以下で悪性度が低い膵神経内分泌腫瘍です。 - 2020/10/01~2023/05/31
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 医療機関の実施期間 北海道 北海道大学病院 〒060-8648
札幌市北区北14条西5011-716-1161 ~2023/05/31 東京都 東京医科大学病院 〒160-0023
新宿区西新宿6-7-103-3342-6111 ~2023/05/31 愛知県 愛知県がんセンター 〒464-8681
名古屋市千種区鹿子殿1-1052-762-6111 ~2023/05/31 大阪府 近畿大学病院 〒589-8511
大阪狭山市大野東377-2072-366-0221 ~2023/05/31 和歌山県 和歌山県立医科大学附属病院 〒641-8510
和歌山市紀三井寺811-1073-447-2300 ~2023/05/31 岡山県 岡山大学病院 〒700-8558
岡山市北区鹿田町2-5-1086-223-7151 ~2023/05/31
本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。