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実施中技術名

抗腫瘍自己リンパ球移入療法

こうしゅよう じこりんぱきゅう いにゅうりょうほう
  • 適応症
    子宮頸がん(切除が不能と判断されたものまたは術後に再発したものであって、プラチナ製剤に抵抗性を有するものに限る。)
  • 内容
    この先進医療は、進行・再発子宮頸がんの患者さんを対象に、患者さん自身のがん組織に含まれるリンパ球を採取し、大量に培養したうえで、患者さんの体に戻す治療法です。リンパ球にはがん細胞を攻撃する働きがあり、培養して増やすことで攻撃力が高まります。
    進行・再発した子宮頸がんに有効な治療薬は限られています。切除が不能と判断されたり、術後に再発した患者さんのうち、プラチナ製剤と呼ばれるタイプの抗がん薬が効かないケースでは、その後の治療が難しいのが現状です。
    この先進医療と同様の治療法は、以前から皮膚がんの一種の悪性黒色腫を対象に行われており、海外の研究では、進行子宮頸がんに対しても有効性が示されています。この先進医療によって、従来の治療が有効でない進行・再発子宮頸がんの患者さんの延命や長期生存が期待できる可能性があります。
  • がんの分類
  • 部位・診療科分類
  • 技術の実施期間
    2021/01/01~
  • 医療機関
    • 現在承認中の実施医療機関
    • 過去に承認されていた実施医療機関
    都道府県 医療機関名 所在地 電話番号
    東京都 慶應義塾大学病院 〒160-8582
    新宿区信濃町35
    03-3353-1211
           

本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。