この先進医療は、次世代シークエンサーを使い、子宮内膜組織に発現する遺伝子のうち、着床期に特異的に変化する48種類の遺伝子を解析し、子宮内膜組織が胚（細胞分裂した受精卵）の着床が可能な受容期にあるか否かを調べる検査法です。
受容期か否かを決定する上で大きく影響を与える遺伝子に的を絞って解析することで診断精度の向上が期待でき、実際に再検査率が低いとされています。
適応となるのは、卵管性不妊や男性不妊などの不妊症で、これまでの不妊治療で繰り返し着床や妊娠に至っていない患者さんです。
この先進医療によって、胚の着床に最適なタイミングで胚移植を実施することで、着床率はもちろん、妊娠率、生産率が向上し、流産率が低く抑えられることが期待されます。

 

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2022/08/01～