
タミバロテン経口投与およびペムブロリズマブ静脈内投与の併用療法
たみばろてん けいこうとうよ およびぺむぶろりずまぶ じょうみゃくないとうよの ... >>
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- 切除が不可能な膵臓がん(2種類の従来の治療法に抵抗性を有するものまたは薬物療法が困難なものに限る。)
- この先進医療は抗がん薬タミバロテンの内服(経口投与)と免疫チェックポイント阻害薬ペムブロリズマブの点滴(静脈内投与)を併用する療法です。
適応症は切除が不可能な膵臓がんで、2種類の標準的治療が効果を示さなかった、または薬物療法が困難なケースです。
膵臓がんではがん関連線維芽細胞などが増える特徴があり、この細胞によって治療薬ががん細胞に届きにくくなったり、免疫チェックポイント阻害薬(がん細胞が免疫システムを逃れる作用を妨げる薬)の効果が得られにくくなるとされています。一方で、タミバロテンはこの細胞の性質などを変化させて免疫チェックポイント阻害薬の抗腫瘍効果を高める働きがあることが確認されています。
この先進医療では、タミバロテンの作用でペムブロリズマブの効果が高まり、がんが悪化することなく生存できる期間や全生存期間、薬の効果が得られる期間などが延長することが期待されます。 - 2024/04/01~
- 現在承認中の実施医療機関
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 愛知県 国立大学法人 名古屋大学医学部附属病院 〒466-8560
名古屋市昭和区鶴舞町65052-741-2111
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