
脂肪組織由来の多系統前駆細胞を用いた歯周組織再生療法
しぼうそしきゆらいの たけいとうぜんくさいぼうをもちいた ししゅうそしき さいせ ... >>
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- 重度歯周炎(従来の歯周組織再生療法ではその治療に係る効果が認められないものに限る。)
- この先進医療は、歯周炎を改善する手術の際に、多系統前駆細胞(さまざな細胞になれる幹細胞)を歯科用骨補填材と一緒に歯の土台である歯槽骨などの歯周組織の欠損部位に移植して、歯周組織を再生させる治療法です。
多系統前駆細胞は、患者さんの腹部から皮下脂肪を採取して、専門施設で脂肪組織から取り出して培養したうえで使用します。
適応症は歯周組織の欠損が進んだ重度の歯周炎のうち、従来の歯周組織再生療法では効果が得られない場合です。
この先進医療で、「歯周組織再生のための空間を保持することが難しい」「再生を促す薬剤の形状が安定しづらい」といった従来の歯周組織再生療法の課題が解消され、従来の治療法では歯周組織の再生が難しかった患者さんの治療の選択肢となることが期待されます。さらに、歯周組織の欠損から歯を失うリスクが低減し、咀しゃく能率の向上から患者さんのQOL(生活の質)が向上することが期待されます。 - 2024/06/01~
- 現在承認中の実施医療機関
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 大阪府 大阪大学歯学部附属病院 〒565-0871
吹田市山田丘1-806-6879-5111
本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。