- 卵巣がん、卵管がん、腹膜がんまたは境界悪性卵巣腫瘍(摘出が可能なものに限る。)
- この先進医療は卵巣悪性腫瘍を腹腔鏡手術で摘出する治療法です。腹腔鏡手術は体に開けた数カ所の5~12mmの穴から内視鏡や手術器具を挿入して行う手術であり、手術のための傷が小さくてすむのが特徴です。
適応症は卵巣がん、卵管がんのほか、腹部の空間をつくる壁の内側をおおっている腹膜のがん(腹膜がん)、悪性度が良性と悪性の中間的な境界悪性卵巣腫瘍のうち、いずれも摘出が可能なものです。
卵巣がんの根治手術は、卵巣のほか子宮や卵管、これら周辺のリンパ節まで摘出するため、腹部を大きく切開して行う開腹手術が標準的な治療法です。
この先進医療で体の傷を小さくすることで、開腹手術に比べて術後の合併症や患者の体への負担、術後の痛み、手術中の出血量がいずれも減少し、入院期間が短縮され、早期社会復帰につながって患者のQOL(生活の質)が向上することなどが期待されます。 - 2025/03/01~
- 現在承認中の実施医療機関
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 大分県 大分大学医学部附属病院 〒879-5593
由布市挾間町医大ヶ丘1-1097-549-4411
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