- 内視鏡的治療もしくは薬物治療に抵抗性を有する食道静脈瘤もしくは胃静脈瘤、門脈圧亢進症性胃腸症、難治性腹水または難治性肝性胸水
- 門脈は、胃、腸、膵臓、脾臓、胆嚢から集められた血液が肝臓へと流れ込む通り道です。この血液の流れが悪くなり、門脈圧が上昇した状態が「門脈圧亢進症」で、食道や胃の静脈瘤、腹水、脾腫などが起こります。
この先進医療技術は、画像診断のための装置や技術を応用して経皮的にカテーテルを挿入し、肝静脈と肝内門脈の間にバイパスを作成することによって、亢進した門脈圧を低下させます。対象となるのは、内視鏡や薬物による治療で効果が得られない食道静脈瘤または胃静脈瘤、門脈圧亢進症性胃腸症、難治性腹水、難治性肝性胸水です。この技術は、腹水や出血傾向のある重症例に対しても行うことができるうえ、ただちに門脈圧が大きく低下するのが利点で、従来の治療法では対応が難しいケースでも予後の改善が期待できます。 - 2003/04/01~2016/03/31
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 医療機関の実施期間 千葉県 千葉大学医学部附属病院 〒260-8677
千葉市中央区亥鼻1-8-1043-222-7171 ~2016/03/31 東京都 日本医科大学付属病院 〒113-8603
文京区千駄木1-1-503-3822-2131 ~2016/03/31 東京都 昭和大学病院 〒142-8666
品川区旗の台1-5-803-3784-8000 ~2016/03/31 石川県 金沢大学附属病院 〒920-8641
金沢市宝町13-1076-265-2000 ~2015/05/31 大阪府 大阪公立大学医学部附属病院 〒545-8586
大阪市阿倍野区旭町1-5-706-6645-2121 ~2016/03/31 兵庫県 兵庫医科大学病院 〒663-8501
西宮市武庫川町1-10798-45-6111 ~2016/03/31
本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。