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実施中技術名

腹腔鏡下膀胱尿管逆流防止術

ふくくうきょうか ぼうこうにょうかんぎゃくりゅう ぼうしじゅつ
  • 適応症
    膀胱尿管逆流症(国際分類グレードVの高度逆流症を除く。)
  • 内容
    膀胱にたまった尿が尿管(膀胱と腎臓をつなぐ管)、そして腎臓へ逆流する疾患を膀胱尿管逆流症といいます。膀胱尿管逆流症は、尿路感染症を契機に発見されることが多く、小児に多く見られます。通常は、尿管が膀胱筋層内に斜めに通っており、膀胱筋層と尿管の接する距離が長いのですが、膀胱尿管逆流症の患者さんでは短くなっています。これが逆流の原因となっています。従来法として、開腹手術によって下腹部を小児では10~15cm、大人では15~20cm切開して、膀胱筋層の中を通る尿管を長くする処置を行うのですが、術後の刺激症状が強かったり、傷跡が残るため、患者さんの負担が大きいものです。この技術では、下腹部に3~5mmの孔を4カ所開け、腹腔鏡を挿入して、尿管を膀胱筋層内に長く埋め込んで逆流を防止する処置を膀胱外から行います。開腹手術に比べ、患者さんの負担が小さく、入院期間も短く、大きな合併症もみられないため、安全性も高い治療法といえます。
  • がんの分類
     
  • 部位・診療科分類
  • 技術の実施期間
    2004/12/01~
  • 医療機関
    • 現在承認中の実施医療機関
    • 過去に承認されていた実施医療機関
    都道府県 医療機関名 所在地 電話番号
    福島県 公立大学法人 福島県立医科大学附属病院 〒960-1295
    福島市光が丘1
    024-547-1111
    愛知県 名古屋市立大学病院 〒467-8602
    名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1
    052-851-5511
    京都府 京都府立医科大学附属病院 〒602-8566
    京都市上京区河原町通広小路上ル梶井町465
    075-251-5111
    大阪府 大阪市立総合医療センター 〒534-0021
    大阪市都島区都島本通2-13-22
    06-6929-1221
           

本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。