
自己腫瘍・組織および樹状細胞を用いた活性化自己リンパ球移入療法
じこしゅよう・そしき および じゅじょうさいぼうをもちいた かっせいかじこりんぱ ... >>
この技術は「2023年1月31日」で先進医療に該当しなくなりました。
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- がん性の胸水もしくは腹水または進行がん
- 患者さん自身の血液を採取してリンパ球(自己リンパ球という)を分離させます。その自己リンパ球と患者さんの腫瘍とを混合培養するなどして接触させた樹状細胞、もしくは、すでに体内で腫瘍と接触のあったと考えられる腫瘍浸潤リンパ節由来樹状細胞とを、体外でインターロイキン2などが存在する状態で培養します。それにより、腫瘍に特異的と期待されるキラー細胞(リンパ球の一種)を誘導し、増殖させて、再び体内に戻す療法です。
樹状細胞とは、免疫系細胞の一種で、自分が取り込んだ抗原を、他の免疫系細胞に伝える役目をしています。この樹状細胞に、自己腫瘍から抽出した自己がん抗原ペプチドをパルスして抗原提示させた自己リンパ球を投与することにより、患者さんの体内で、がんにターゲットを絞った免疫応答が誘導され、抗腫瘍効果が発揮されることが確認されています。 - 1996/11/01~2023/01/31
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 医療機関の実施期間 千葉県 千葉県がんセンター 〒260-8717
千葉市中央区仁戸名町666-2043-264-5431 ~2013/11/30 岡山県 川崎医科大学附属病院 〒701-0192
倉敷市松島577086-462-1111 ~2022/11/30 広島県 広島大学病院 〒734-8551
広島市南区霞1-2-3082-257-5555 ~2013/12/31 山口県 山口大学医学部附属病院 〒755-8505
宇部市南小串1-1-10836-22-2111 ~2015/12/31
本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。