
重症低血糖発作を伴うインスリン依存性糖尿病に対する脳死ドナーまたは心停止ドナーからの膵島移植
じゅうしょうていけっとうほっさをともなう いんすりんいぞんせいとうにょうびょうに ... >>
この技術は「2020年8月31日」で先進医療に該当しなくなりました。
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- 重症低血糖発作を伴うインスリン依存性糖尿病
- インスリン依存性糖尿病とは1型(若年性)糖尿病とも言われ、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの分泌が極めて低下しているために起こる糖尿病です。原因は、自己免疫によりインスリンを分泌する膵島(ランゲルハンス島)β細胞が破壊されることにあります。
この先進医療技術では、血糖コントロールが極めて不安定なインスリン依存状態糖尿病に対して、ドナーから提供された膵臓から膵島組織を分離・移植し、血糖の安定性を取り戻すことを可能にするものです。
海外での膵島移植は、脳死後に提供された膵臓を用いて行われていますが、わが国では従来、心停止後に提供された膵臓が用いられ、その膵島分離技術は世界でも卓越した水準にあります。
移植は局所麻酔下に膵島組織を肝臓の近くの門脈という血管に輸注する方法で行われ、膵臓そのものを移植するより体への負担が少なく安全性の高いものとなっています。
また、この治療法においては、血糖の安定性を獲得するまで原則3回まで移植が実施でき、移植した膵島の機能を維持するための適切な免疫抑制療法もあわせて行われます。 - 2010/11/01~2020/08/31
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 医療機関の実施期間 宮城県 東北大学病院 〒980-8574
仙台市青葉区星陵町1-1022-717-7000 ~2020/08/31 福島県 公立大学法人 福島県立医科大学附属病院 〒960-1295
福島市光が丘1024-547-1111 ~2020/08/31 千葉県 独立行政法人 国立病院機構 千葉東病院 〒260-8712
千葉市中央区仁戸名町673043-261-5171 ~2019/04/30 東京都 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院 〒162-8655
新宿区戸山1-21-103-3202-7181 ~2020/08/31 京都府 京都大学医学部附属病院 〒606-8507
京都市左京区聖護院川原町54075-751-3111 ~2020/08/31 大阪府 大阪大学医学部附属病院 〒565-0871
吹田市山田丘2-1506-6879-5111 ~2020/08/31 福岡県 福岡大学病院 〒814-0180
福岡市城南区七隈7-45-1092-801-1011 ~2020/08/31
本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。