
FOLFOX6単独療法における血中5-FU濃度モニタリング情報を用いた5-FU投与量の決定
ふぉるふぉっくすしっくす たんどくりょうほうにおける けっちゅうふぁいぶ-えふゆ ... >>
この技術は「2018年3月31日」で先進医療に該当しなくなりました。
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- 大腸がん(70歳以上の患者に係るものであって、切除が困難な進行性のものまたは術後に再発したものであり、かつステージIVであると診断されたものに限る。)
- 近年、大腸がんの化学療法は急速に発展していますが、大腸がんの死亡者数は年間4万人を超えていることから、治療法のさらなる向上が求められています。
代表的な化学療法の一つに、「FOLFOX6療法」があります。これは、「5-FU」という抗がん薬を長時間にわたり点滴する方法に、別の種類の抗がん薬と、抗がん薬の作用を強める薬を組み合わせるもので、2週間ごとに行います。
これまで、5-FUの投与量は、患者さんの体表面積に基づいて決定されていました。薬の吸収や代謝などの個人差が考慮されていないため、患者さんによって5-FUの血中濃度が異なり、副作用が現れたり、十分な治療効果が得られないことが少なくありませんでした。
副作用が出やすいことから強力な化学療法を行うことができない70歳以上の患者さんに対して、この先進医療では、FOLFOX6療法における5-FUの血中濃度を測定します。次回の治療で投与する5-FUの量を調整することで、副作用の軽減や治療効果の向上が期待されます。対象となるのは、がんが進行して切除な困難な場合、または手術後に再発した場合で、かつ、肝臓や肺など大腸から遠い臓器への転移が見られるステージIVと診断された場合に限ります。 - 2014/08/01~2018/03/31
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 医療機関の実施期間 埼玉県 防衛医科大学校病院 〒359-8513
所沢市並木3-204-2995-1511 ~2018/03/31 新潟県 医療法人社団健進会 新津医療センター病院 〒956-0025
新潟市秋葉区古田6100250-24-5311 ~2018/03/31 福井県 福井大学医学部附属病院 〒910-1193
吉田郡永平寺町松岡下合月23-30776-61-3111 ~2018/03/31 愛知県 愛知医科大学病院 〒480-1195
長久手市岩作雁又1-10561-62-3311 ~2018/03/31 京都府 京都大学医学部附属病院 〒606-8507
京都市左京区聖護院川原町54075-751-3111 ~2017/10/31 徳島県 徳島大学病院 〒770-8503
徳島市蔵本町2-50-1088-631-3111 ~2018/03/31 高知県 高知大学医学部附属病院 〒783-8505
南国市岡豊町小蓮185-1088-866-5811 ~2018/03/31
本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。