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実施中技術名

腹膜偽粘液腫に対する完全減量切除術における術中のマイトマイシンC腹腔内投与および術後のフルオロウラシル腹腔内投与の併用療法

ふくまくぎねんえきしゅにたいする かんぜんげんりょうせつじょじゅつにおける じゅ ... >>
  • 適応症
    腹膜偽粘液腫(画像検査により肝転移およびリンパ節転移が認められないものであって、放射線治療を行っていないものに限る。)
  • 内容
    腹膜偽粘液腫は、腹腔(腹部の内臓が入っている空間)の内部にゼリー状の粘液がたまる病気です。多くの場合、虫垂や卵巣などの腫瘍が破裂して腹腔内に散らばり、腫瘍細胞が作り出す粘液が徐々に腹腔内にたまって、お腹が大きく膨らみます。以前は有効な治療法がなく、手術を行っても再発を繰り返し、予後はよくありませんでした。
    近年、海外では、腹腔内の2.5mm以上の全ての腫瘍を切除する「完全減量切除」と、残った腫瘍を抗がん薬によって死滅させる「周術期腹腔内化学療法」を組み合わせる治療法が行われるようになっています。欧米にはこの治療を行う専門の医療機関があり、良好な治療成績が報告されていますが、日本では普及していないのが現状です。
    この先進医療では、まず、腹膜偽粘液腫に対して完全減量切除を行うとともに、41~42℃の生理食塩水に抗がん薬のマイトマイシンCを混ぜ、温度を維持したまま1時間腹腔内に還流させます。そして、手術の翌日から、生理食塩水に抗がん薬のフルオロウラシル(5-FU)を混ぜたものを腹腔内に投与し、24時間ごとに薬剤の入れ替えを行います。これを、4日間連続で行います。
    腹膜偽粘液腫に対する完全減量切除と周術期腹腔内化学療法を併用することで、患者さんの予後の改善が期待されます。
  • がんの分類
  • 部位・診療科分類
  • 技術の実施期間
    2014/11/01~
  • 医療機関
    • 現在承認中の実施医療機関
    • 過去に承認されていた実施医療機関
    都道府県 医療機関名 所在地 電話番号
    東京都 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院 〒162-8655
    新宿区戸山1-21-1
    03-3202-7181
           

本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。