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実施終了技術名

自家嗅粘膜移植による脊髄再生治療

じかきゅうねんまくいしょく による せきずい さいせいちりょう
この技術は「2022年6月30日」で先進医療に該当しなくなりました。
  • 適応症
    胸髄損傷(損傷後十二月以上経過してもなお下肢が完全な運動麻痺(米国脊髄損傷協会によるAISがAである患者に係るものに限る。)を呈するものに限る。)
  • 内容
    この先進医療は、両側下肢完全運動まひの状態の慢性期胸髄(脊髄の一部、首のすぐ下)損傷の患者さんに対して、患者さん自身の嗅粘膜を移植して損傷を受けた脊髄機能の再生治療を行うものです。
    脊髄損傷は、運動や知覚の麻痺に加えて、排尿や排便も困難になるなどの、重い神経機能の損失をもたらします。両脚が完全にまひして長期間が経過した、慢性期の脊髄損傷の患者さんへの安全で有効な治療法は、まだ確立されていません。
    神経は一般的に、いったん損傷を受けると、ほとんど再生しないと考えられていますが、例外として、においを感じる嗅神経が分布する嗅粘膜は、神経の再生が行われています。これを利用して、患者さん自身の鼻から嗅粘膜を取り出し、脊髄の損傷部位に移植し、脚を動かす神経などを再生させます。脊髄機能の回復によって、患者さんが歩けるようになったり、日常生活動作の改善が期待されます。
  • がんの分類
     
  • 部位・診療科分類
  • 技術の実施期間
    2016/04/01~2022/06/30
  • 医療機関
    • 過去に承認されていた実施医療機関
    都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 医療機関の実施期間
    大阪府 大阪大学医学部附属病院終了 〒565-0871
    吹田市山田丘2-15
    06-6879-5111 ~2022/06/30
             

本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。