- インフルエンザ
- この先進医療は、ウイルス粒子よりも小さな磁性金ナノ粒子を使って、検体中の微量なウイルスを高感度にとらえる検査です。磁性金ナノ粒子には、ウイルスに結合する糖鎖(とうさ)という構造をもたせているのが特徴です。
適応となるのは、毎年、冬季を中心に流行を繰り返しているインフルエンザです。とくに子どもや高齢者などでは重症化しやすいため、早期の診断や治療開始が重要ですが、従来の検査法では、インフルエンザウイルスの量が少ない感染初期には正確な結果が出ないことがあり、より早期に診断できる検査法が望まれていました。
この先進医療は、従来の検査法に比べてわずかな量のインフルエンザウイルスでも診断が可能で、早期に診断がつけば、早期に適切な抗ウイルス薬で治療を始めることができます。また、鼻の奥深くに綿棒を挿入することなく、唾液や鼻汁を採取するだけで検査でき、検査に伴う苦痛も解消できます。
早期の治療開始でインフルエンザの治療効果が高まり、重症化を防いで医療費の増加を抑える効果も期待されます。 - 2018/01/01~
- 現在承認中の実施医療機関
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 埼玉県 学校法人 埼玉医科大学 埼玉医科大学病院 〒350-0495
入間郡毛呂山町毛呂本郷38049-276-1111 静岡県 浜松医療センター 〒432-8580
浜松市中央区富塚町328053-453-7111 鹿児島県 医療法人松寿会 天保山内科 〒890-0061
鹿児島市天保山町20-9099-251-0543 鹿児島県 鹿児島大学病院 〒890-8520
鹿児島市桜ヶ丘8-35-1099-275-5111
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