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実施中技術名

内視鏡的憩室隔壁切開術

ないしきょうてき けいしつかくへき せっかいじゅつ
  • 適応症
    Zenker(ツェンカー)憩室
  • 内容
    この先進医療は、軟性内視鏡(いわゆる胃カメラ)を用いて、咽頭食道部にできるツェンカー憩室と食道の間の壁を切開する治療法です。
    ツェンカー憩室は、食道の入り口の一部が外側に向かってポケットのようになったものです。ほとんどの患者さんは嚥下障害を呈し、憩室(ポケット状の袋)内にたまった食べ物が逆流したり、咽頭の閉塞感、咳嗽、誤嚥性肺炎が起こることがあります。ツェンカー憩室の頻度は全食道憩室の約1割を占めます。
    症状が重い場合、現状では主に外科手術で憩室そのものを切除する治療が行われています。
    一方、この先進医療では、口から軟性内視鏡を挿入し、ツェンカー憩室と食道の間の壁を切開します。これまでの報告では、安全性、有効性とも従来の治療法と同等とされています。外科手術に比べ患者さんの負担が少ない治療法で、嚥下障害や誤嚥性肺炎などの症状が改善することが期待されます。
  • がんの分類
     
  • 部位・診療科分類
  • 技術の実施期間
    2020/07/01~
  • 医療機関
    • 現在承認中の実施医療機関
    • 過去に承認されていた実施医療機関
    都道府県 医療機関名 所在地 電話番号
    神奈川県 横浜市立大学附属市民総合医療センター 〒232-0024
    横浜市南区浦舟町4-57
    045-261-5656
    新潟県 新潟大学医歯学総合病院 〒951-8520
    新潟市中央区旭町通一番町754
    025-223-6161
    広島県 独立行政法人国立病院機構 呉医療センター 中国がんセンター 〒737-0023
    呉市青山町3-1
    0823-22-3111
           

本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。