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実施中技術名

ラメルテオン経口投与療法

らめるておん けいこうとうよりょうほう
  • 適応症
    悪性腫瘍(65歳以上の患者に係るものに限る。)
  • 内容
    この先進医療は、ラメルテオンという不眠症の治療薬(メラトニン受容体アゴニスト)をせん妄発症の抑制のために用いる治療法です。
    せん妄とは病気の症状が重いときや手術などにより、意識がくもってぼんやりしている、話のつじつまが合わない、もうろうとしている、日時や場所、さらには家族がわからなくなるなどの症状を起こす病態をいいます。
    特に高齢者の場合、手術をきっかけにせん妄を発症することがあり、がんなど、もとになっている病気の治療成績に悪影響を与え、看護の人手もかかるようになるなど、医療経済の負担も大きくします。
    この先進医療では、手術の前後にラメルテオンを経口もしくは経鼻胃管から投与します。
    ラメルテオンは、不眠の改善に加え、抗炎症作用が期待される薬剤であり、この作用によりせん妄の抑制につながることが期待されます。適応はがんの手術をした患者さんで、せん妄のリスクが高い65歳以上の高齢者です。
    この先進医療により、せん妄の発症が減ることが期待されます。
  • がんの分類
     
  • 部位・診療科分類
  • 技術の実施期間
    2022/04/01~
  • 医療機関
    • 現在承認中の実施医療機関
    • 過去に承認されていた実施医療機関
    都道府県 医療機関名 所在地 電話番号
    千葉県 国立研究開発法人 国立がん研究センター 東病院 〒277-8577
    柏市柏の葉6-5-1
    04-7133-1111
    東京都 国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院 〒104-0045
    中央区築地5-1-1
    03-3542-2511
    大阪府 独立行政法人国立病院機構近畿中央呼吸器センター 〒591-8555
    堺市北区長曽根町1180
    072-252-3021
           

本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。