- 切除が不可能な転移性肝がん(大腸がんから転移したものであって、大腸切除後の患者に係るものに限る。)
- この先進医療は、大腸がんが肝臓に転移した肝がんの患者さんに対して、患者さんの肝臓をすべて摘出して健康な人の肝臓の一部を移植する療法です。適応となるのは、肝臓に転移のある大腸がん患者さんのうち、大腸がんを手術によって切除できたにもかかわらず、転移した肝がんを手術では除去できない患者さんです。
大腸がんは大腸以外の臓器に転移した場合でも切除できれば、比較的治りやすいとされていますが、切除が不可能な場合は、生命予後は良くありません。このような肝臓に転移したがんで切除が不可能な場合でも、がん細胞の転移した肝臓を摘出後に肝臓移植を行うことで根治の可能性が期待できます。
この先進医療で、大腸がんからのがんが転移していた肝臓をすべて摘出することで、もともとのがんである大腸がんが根治でき、術後の3年生存率の向上などが期待されます。 - 2023/07/01~
- 現在承認中の実施医療機関
- 過去に承認されていた実施医療機関
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