
細菌または真菌に起因する難治性の眼感染疾患に対する迅速診断(PCR法)
さいきんまたはしんきんにきいんする なんちせいの がんかんせんしっかんにたいする ... >>
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- 前房蓄膿、前房フィブリン、硝子体混濁または網膜病変を有する眼内炎
- 細菌や真菌の感染による目の中の炎症は、急速に進行し、失明の恐れがある病気です。抗菌薬や抗真菌薬の投与、手術などによる治療が行われますが、早期に適切な治療が行われないと、細菌感染の場合は約半数、真菌感染では約2割の患者さんが、最終的に失明に至るとされています。迅速な診断は適切な治療に不可欠ですが、これまでの細菌や真菌を培養する方法は診断精度が低く、菌が存在しても陽性率は40%程度と低く確定診断に至らないため、医師の経験に基づいて治療を行わざるを得ないケースが少なくありませんでした。また結果が出るまでに、最長で3日かそれ以上かかっていました。
この先進医療は、手術時に採取したわずかな量の前房水(目の中を満たす水)や硝子体液(目の中のゼリー状の組織)より抽出したDNAから細菌や真菌を検出するもので、陽性になる確率は80~90%と高くなっています。DNAの抽出から結果の判定まで2時間前後と短く、死んだ細菌や真菌でも、DNAが採取できていれば陽性となります。正確な診断に基づいた適切な治療を早期に開始することができ、失明の予防が期待されます。 - 2014/01/01~
- 現在承認中の実施医療機関
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 宮城県 東北大学病院 〒980-8574
仙台市青葉区星陵町1-1022-717-7000 茨城県 筑波大学附属病院 〒305-8576
つくば市天久保2-1-1029-853-3900 群馬県 国立大学法人 群馬大学医学部附属病院 〒371-8511
前橋市昭和町3-39-15027-220-7111 埼玉県 自治医科大学附属さいたま医療センター 〒330-8503
さいたま市大宮区天沼町1-847048-647-2111 埼玉県 学校法人 埼玉医科大学 埼玉医科大学病院 〒350-0495
入間郡毛呂山町毛呂本郷38049-276-1111 千葉県 国際医療福祉大学成田病院 〒286-8520
成田市畑ケ田8520476-35-5600 東京都 東京科学大学病院 〒113-8519
文京区湯島1-5-4503-3813-6111 東京都 東京大学医学部附属病院 〒113-8655
文京区本郷7-3-103-3815-5411 富山県 国立大学法人 富山大学附属病院 〒930-0194
富山市杉谷2630076-434-2281 福井県 福井大学医学部附属病院 〒910-1193
吉田郡永平寺町松岡下合月23-30776-61-3111 愛知県 藤田医科大学病院 〒470-1192
豊明市沓掛町田楽ヶ窪1-980562-93-2111 大阪府 関西医科大学附属病院 〒573-1191
枚方市新町2-3-1072-804-0101 鳥取県 鳥取大学医学部附属病院 〒683-8504
米子市西町36-10859-33-1111 島根県 島根大学医学部附属病院 〒693-8501
出雲市塩冶町89-10853-23-2111 愛媛県 愛媛大学医学部附属病院 〒791-0295
東温市志津川454089-964-5111 高知県 高知大学医学部附属病院 〒783-8505
南国市岡豊町小蓮185-1088-866-5811 福岡県 九州大学病院 〒812-8582
福岡市東区馬出3-1-1092-641-1151 大分県 大分大学医学部附属病院 〒879-5593
由布市挾間町医大ヶ丘1-1097-549-4411 宮崎県 宮崎大学医学部附属病院 〒889-1692
宮崎市清武町木原52000985-85-1510 沖縄県 琉球大学病院 〒901-2725
宜野湾市字喜友名1076098-894-1301
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