- 僧帽弁閉鎖不全症(感染性心内膜炎により僧帽弁両尖が破壊されているものまたは僧帽弁形成術を実施した日から起算して六ヶ月以上経過した患者<再手術の適応が認められる患者に限る。>に係るものに限る。)
- この先進医療は、僧帽弁閉鎖不全症の患者さんに対して、自己心膜および弁形成リングを用いた僧帽弁置換術を行うものです。
僧帽弁閉幕不全症は、僧帽弁の閉鎖機能が悪くなり、左心室から左心房に血液が逆流してしまう状態です。現在、人工弁置換術と僧帽弁形成術が行われていますが、人工弁置換術は左心室の構造や働きを変えるおそれがあり、僧帽弁形成術は逆流が発生しやすく、再手術のリスクがあります。
自己心膜および弁形成リングを用いた僧帽弁置換術は、人工心肺を装着する前に、体外で患者さんの心膜を弁形成リングに縫い合わせて弁を成形します。その後、人工心肺を作動させて心臓を切開し、弁を植え込むものです。従来の手術に比べて、(1)長期的な左心室の機能の回復、(2)手術後の予測が立てやすい、(3)再発が起きにくいなどの利点が期待されます。 - 2016/01/01~2019/05/31
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 医療機関の実施期間 宮城県 東北大学病院 〒980-8574
仙台市青葉区星陵町1-1022-717-7000 ~2019/05/31 東京都 慶應義塾大学病院 〒160-8582
新宿区信濃町3503-3353-1211 ~2019/05/31 東京都 帝京大学医学部附属病院 〒173-8606
板橋区加賀2-11-103-3964-1211 ~2019/05/31 東京都 公益財団法人日本心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院 〒183-0003
府中市朝日町3-16-1042-314-3111 ~2019/05/31 京都府 京都府立医科大学附属病院 〒602-8566
京都市上京区河原町通広小路上ル梶井町465075-251-5111 ~2019/05/31 大阪府 大阪大学医学部附属病院 〒565-0871
吹田市山田丘2-1506-6879-5111 ~2019/05/31 兵庫県 神戸大学医学部附属病院 〒650-0017
神戸市中央区楠町7-5-2078-382-5111 ~2019/05/31
本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。