- 前立腺がん(遠隔転移しておらず、D'Amico分類で高リスク群と診断されるものに限る。)
- この先進医療は、前立腺がんの患者さんに、重粒子線治療を行うものです。
D'Amico分類は、前立腺がんの再発の可能性や生命予後などを推測し、評価する分類で、低リスク、中リスク、高リスクに群分けします。この先進医療の適応となるのは、D'Amico分類で高リスク群(病期がcT3a以上、PSA値が20ng/ml以上、悪性度を表すグリーソンスコアが8以上の、いずれか一つを満たすもの)と診断され、遠隔転移をしていない前立腺がんです。
重粒子線は、他の放射線治療に比べて破壊力が大きいため、悪性度の高いがんにも効果を発揮します。重粒子線治療を開始する3カ月前からホルモン療法を併用することで、再発や遠隔転移を抑えながら、生存率の向上を目指します。 - 2017/01/01~2018/03/31
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 医療機関の実施期間 群馬県 国立大学法人 群馬大学医学部附属病院 〒371-8511
前橋市昭和町3-39-15027-220-7111 ~2018/03/31 千葉県 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 量子医学・医療部門QST病院 〒263-8555
千葉市稲毛区穴川4-9-1043-206-3306 ~2018/03/31 神奈川県 神奈川県立がんセンター 〒241-8515
横浜市旭区中尾2-3-2045-520-2222 ~2018/03/31 佐賀県 九州国際重粒子線がん治療センター 〒841-0071
鳥栖市原古賀町30490942-50-8812 ~2018/03/31
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