
プローブ型共焦点レーザー顕微内視鏡による胃上皮性病変の診断
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- 胃上皮性病変
- この先進医療は、フルオレセインという造影剤を静脈注射したうえで、プローブ型共焦点レーザー顕微内視鏡(pCLE)を用いて胃粘膜の表面(上皮)の病変を診断するものです。
pCLEには消化管内視鏡スコープの先端にプローブ型共焦点レーザー顕微内視鏡が装着されており、胃上皮を1000倍に拡大して直接観察することが可能です。胃上皮の病変が悪性か良性かを診断するために、これまでは胃の組織の一部を採取し(生検)、顕微鏡を用いて観察していました。pCLEを用いることで、生検をすることなく同じ精度でリアルタイムに病変部を悪性か良性か診断することが期待されます。
pCLEを用いることで生検が必要なくなるため、患者さんの体を傷害することが避けられるだけでなく、病理検体の作成や処理に要する費用を削減することも期待されます。また、リアルタイムの診断が可能になることで、切除すべき病変部位の診断が時間的に最適化されることも期待されます。
この先進医療の対象となるのは、内視鏡検査で早期胃がんと診断された人、早期胃がんが疑われる人、あるいは早期胃がんに対する内視鏡治療を受けてから40週以上経過している人です。 - 2019/11/01~
- 現在承認中の実施医療機関
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 埼玉県 埼玉医科大学 国際医療センター 〒350-1298
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柏市柏の葉6-5-104-7133-1111 東京都 東京慈恵会医科大学附属病院 〒105-8471
港区西新橋3-19-1803-3433-1111 東京都 国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院 〒104-0045
中央区築地5-1-103-3542-2511 愛知県 藤田医科大学病院 〒470-1192
豊明市沓掛町田楽ヶ窪1-980562-93-2111
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