- 直腸がん(術後に再発したものであって、骨盤内に限局するものに限る。)
- この先進医療は、放射線のなかでも重粒子線を用いた治療を行うものです。一般的な放射線治療ではエックス線が使われますが、重粒子線はより破壊力が強いことが特徴です。しかも、がん病巣の位置に合わせて、放出するエネルギーが最大になるように調整して照射することで、がん細胞をピンポイントに死滅させることが可能といわれています。
適応となるのは、大腸がんのなかでも肛門のすぐ上に位置する直腸にできたがんであり、切除手術を受けた後に再発したものの、がんが遠隔転移することなく骨盤内にとどまっているケースです。このような患者さんに対して、重粒子線による治療を行うことで、患者さんの体への負担を抑えたうえで、治療効果を高めることが期待されます。 - 2018/06/01~2022/07/31
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 医療機関の実施期間 群馬県 国立大学法人 群馬大学医学部附属病院 〒371-8511
前橋市昭和町3-39-15027-220-7111 ~2022/07/31 千葉県 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 量子医学・医療部門QST病院 〒263-8555
千葉市稲毛区穴川4-9-1043-206-3306 ~2022/07/31 神奈川県 神奈川県立がんセンター 〒241-8515
横浜市旭区中尾2-3-2045-520-2222 ~2022/07/31 大阪府 大阪重粒子線センター 〒540-0008
大阪市中央区大手前3-1-1006-6947-3210 ~2022/07/31 兵庫県 兵庫県立粒子線医療センター 〒679-5165
たつの市新宮町光都1-2-10791-58-0100 ~2022/07/31 佐賀県 九州国際重粒子線がん治療センター 〒841-0071
鳥栖市原古賀町30490942-50-8812 ~2022/07/31
本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。