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実施終了技術名

蛍光膀胱鏡を用いた5-アミノレブリン酸溶解液の経口投与または経尿道投与による膀胱がんの光力学的診断

けいこうぼうこうきょうをもちいた ご-あみのれぶりんさんようかいえきのけいこうと ... >>
この技術は「2014年5月31日」で先進医療に該当しなくなりました。
  • 適応症
    筋層非浸潤性膀胱がん
  • 内容
    5-アミノレブリン酸(5-ALA)溶解液とは光感受性物質で、経口(飲み薬として)または経尿道的(尿道から膀胱内に入れて)に投与し、蛍光膀胱鏡など光力学診断システムを用いると、表在性(筋層非浸潤性)膀胱がんを赤色に蛍光発光させます。これにより、膀胱がんをより高い精度で検出することができます。
    また、経尿道的膀胱腫瘍切除術(尿道から内視鏡を膀胱内に入れて、膀胱にできた腫瘍を切除する手術)を行うときに、この診断法を併用することで、従来の白色光源下では検出・切除が難しかった平坦な病変を残さずに切除できるようになり、再発のリスクを減らすことができます。
    表在性膀胱がんの患者さん115名に対し、この診断法と従来の膀胱鏡診断を施行し、平坦病変を有する患者さんを正しく陽性と診断した割合が、前者では94.5%、後者では78.9%と高い精度で診断されました。
    従来の、膀胱鏡診断・経尿道的膀胱腫瘍切除術を行った149名の無再発率は、術後12カ月で60%、24カ月で44%、48カ月で32%との報告があります。しかし、この診断法を併用した切除術では、57名の無再発率は術後12カ月で88%、術後24カ月ならびに48カ月で76%と、予後の向上が認められています。
  • がんの分類
  • 部位・診療科分類
  • 技術の実施期間
    2010/06/01~2014/05/31
  • 医療機関
    • 過去に承認されていた実施医療機関
    都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 医療機関の実施期間
    埼玉県 埼玉医科大学 国際医療センター終了 〒350-1298
    日高市山根1397-1
    042-984-4111 ~2014/05/31
    東京都 東京都立多摩総合医療センター終了 〒183-8524
    府中市武蔵台2-8-29 
    042-323-5111 ~2014/05/31
    静岡県 浜松医科大学医学部附属病院終了 〒431-3192
    浜松市東区半田山1-20-1
    053-435-2111 ~2014/05/31
    三重県 国立大学法人 三重大学医学部附属病院終了 〒514-8507
    津市江戸橋2-174
    059-232-1111 ~2014/05/31
    大阪府 大阪医科薬科大学病院終了 〒569-8686
    高槻市大学町2-7
    072-683-1221 ~2014/05/31
    奈良県 奈良県立医科大学附属病院終了 〒634-8522
    橿原市四条町840
    0744-22-3051 ~2014/05/31
    島根県 島根大学医学部附属病院終了 〒693-8501
    出雲市塩冶町89-1
    0853-23-2111 ~2014/05/31
    広島県 広島大学病院終了 〒734-8551
    広島市南区霞1-2-3
    082-257-5555 ~2014/05/31
    山口県 山口大学医学部附属病院終了 〒755-8505
    宇部市南小串1-1-1
    0836-22-2111 ~2014/05/31
    高知県 独立行政法人国立病院機構 高知病院終了 〒780-8077
    高知市朝倉西町1-2-25
    088-844-3111  ~2014/05/31
    高知県 高知大学医学部附属病院終了 〒783-8505
    南国市岡豊町小蓮185-1
    088-866-5811 ~2014/05/31
    大分県 大分大学医学部附属病院終了 〒879-5593
    由布市挾間町医大ヶ丘1-1
    097-549-4411 ~2014/05/31
             

本サイトで扱う情報は2012年9月21日以降に更新されたものとなります。「過去」の実施技術・医療機関は、 2012年9月21日以降に終了したものを掲載しています。