- 根治切除が可能な肝細胞がん(初発のものであり、単独で発生したものであって、その長径が3cmを超え、かつ、12cm未満のものに限る。)
- この先進医療は、肝細胞がんの患者さんに対して、放射線の一つである陽子線を照射する療法です。適応となるのは、根治切除が可能な肝細胞がんのなかでも、単独で発生し、長径が3cmを超えているケースです。
このような場合の標準的な治療は手術での切除ですが、治癒の目安となる5年生存率はそれほど高くありません。肝細胞がんは肝炎や肝硬変を背景に起こるために再発しやすいことが影響しているとされています。また、肝細胞がんの患者さんは、肝細胞がん以外の病気で死亡する可能性が高いともいわれています。
このため、ほかの病気の治療も受けられるように、肝細胞がんの治療は患者さんの体の負担を抑えることが重要です。陽子線治療は、大きな力でがんを集中的に攻撃できることから、正常細胞へのダメージを抑えたうえで、がんを効率的に死滅させて生存期間の延長などが期待されます。
※施設によって治療内容(陽子線治療・外科的治療)が異なります。詳細は各施設へご照会ください。 - 2017/06/01~
- 現在承認中の実施医療機関
- 過去に承認されていた実施医療機関
都道府県 医療機関名 所在地 電話番号 北海道 北海道大学病院 〒060-8648
札幌市北区北14条西5011-716-1161 茨城県 筑波大学附属病院 〒305-8576
つくば市天久保2-1-1029-853-3900 栃木県 自治医科大学附属病院 〒329-0498
下野市薬師寺3311-10285-44-2111 栃木県 地方独立行政法人栃木県立がんセンター 〒320-0834
宇都宮市陽南4-9-13028-658-5151 埼玉県 埼玉県立がんセンター 〒362-0806
北足立郡伊奈町大字小室780048-722-1111 千葉県 千葉県がんセンター 〒260-8717
千葉市中央区仁戸名町666-2043-264-5431 千葉県 国立研究開発法人 国立がん研究センター 東病院 〒277-8577
柏市柏の葉6-5-104-7133-1111 東京都 帝京大学医学部附属病院 〒173-8606
板橋区加賀2-11-103-3964-1211 東京都 杏林大学医学部付属病院 〒181-8611
三鷹市新川6-20-20422-47-5511 東京都 国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院 〒104-0045
中央区築地5-1-103-3542-2511 神奈川県 横浜市立大学附属市民総合医療センター 〒232-0024
横浜市南区浦舟町4-57045-261-5656 神奈川県 神奈川県立がんセンター 〒241-8515
横浜市旭区中尾2-3-2045-520-2222 石川県 金沢大学附属病院 〒920-8641
金沢市宝町13-1076-265-2000 長野県 社会医療法人財団慈泉会 相澤病院 〒390-8510
松本市本庄2-5-10263-33-8600 静岡県 静岡県立静岡がんセンター 〒411-8777
駿東郡長泉町下長窪1007055-989-5222 愛知県 名古屋市立大学医学部附属 西部医療センター 〒462-8508
名古屋市北区平手町1-1-1052-991-8121 大阪府 地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター 〒541-8567
大阪市中央区大手前3-1-6906-6945-1181 大阪府 関西医科大学附属病院 〒573-1191
枚方市新町2-3-1072-804-0101 大阪府 独立行政法人国立病院機構 大阪医療センター 〒540-0006
大阪市中央区法円坂2-1-1406-6942-1331 兵庫県 兵庫県立粒子線医療センター 〒679-5165
たつの市新宮町光都1-2-10791-58-0100 前の20件<< 1 2 >>次の20件
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